北京生活

中国の大気が・・・

オリンピック期間中の北京の空気は「改善」されてたと聞きますが、今はもれなく味つき香りつきです。

2008年全国の3分の1の都市が国家の定める大気の安全基準に達していないと国が報告しています。

↓下は1月19日の四川省成都市の写真。18日から2日連続で霧が大発生し、視界度が50mにまで落ち、8線の高速道路が閉鎖されたとの報道です。季節柄の霧もありましょうが、排気ガスやスモッグによるところも大きいかと・・・。

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↓下は1月21日の北京市建国門、午後4時半頃。写真中央にかすむ建物は、撮影地点から建国門大街を東に200mほど行くとある中国社会科学院です。北京も負けずにやばいです・・・。

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おまけの定点観測。

1月18日午後5時半、この日は空気も割りときれいで、気持ちのいい日差しがきちんと地上まで届いてました。

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1月19日午後5時半、この日はどんより曇り、というか霞み。「空気の入れ替えしよう」と部屋の窓を開けてドアは閉めておき、しばらくしてその部屋へ一歩入ると「うっ、不味い」息を止めて速攻窓を閉めるのが最近のお約束。窓閉めて掃除機をかけるか、悩むところ。空気清浄機のフィルターが「ほかのお宅よりだいぶ汚れてらっさいますね」と定期清掃でいわれるのもいたしかたなしか。

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1月21日午後5時50分、ブレブレですんません。大気汚染のせいか、インフルエンザのせいか、近頃マスク姿の人を街でちらほら見かけるようになった。白い普通の綿マスクのほかに、タータンやらメッセージやら入った楽しい図案のマスクも見る。そういうほうが「わたし保菌者です」っぽくなくていいよね。こちらがいつものごとく立体型マスクをしてパトしていると、「それどこで買ったの?花粉症によさそう」と見知らぬ人に尋ねられた。広まれ「クチバシ型マスク」の輪!

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北京の空気は今日も味付きです

2008年12月16日午後4時現在の北京市建国門の空の様子。

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昼間はお日様はあった。夕暮れにはまだ早い。
ちょっと向こうのビル群もよどんだ空気でかすんでる。
写真を撮るのに窓を開けたら、変な味が鼻腔を刺激してきた。

北京市政府は平日車両規制を実施している。
ナンバープレート末尾の数字で振り分け、平日各1日ずつ運転禁止。
たとえば、末尾が9と4の車は今月は毎週月曜日運転禁止。5と0は毎週火曜日というふうに…。
走ってるのを見つかれば罰金。走っちゃいけない曜日は一ヶ月ごとに変更される。

北京の車の約半数は政府とか軍などの公用車系らしい。そういう車が率先して運転を控えるのか、その反対なのかは知りまへん。
残り半分の車の枠内で、平日は毎日5分の1ずつ車数が減らされているってこと。

この空気も、発展する上で避けられない、時代の流れの一部分なのかもしれない。
数日前のNHK番組で、東京の水道水を今のと昔を再現したのとで飲み比べていた。ゲストたちは昔のを「プールのニオイがする」とか「昔部活のときに飲んだ水道水の味がして懐かしい」とかいっていた。

経済みたいにある程度底を打ったらあとは上向きにいくしかないのだったらいいけど、環境の問題って、取り返しがつかないこともある。空気の話から飛躍するけど、絶滅種ってそうでしょう。何をすべきで、何をすべきでないのか、知らないふりをするのはそろそろ終わりにしないといけない頃なのかも…。

街はすっかりクリスマス色に・・・

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11月30日に賽特デパートを通りかかったら、巨大クリスマスツリーの飾りつけ真っ最中でした。日が暮れると建国門外大街にそって、ビルや樹がきらびやかに浮かび上がります。赤青白黄緑をごちゃ混ぜに点滅させて中華センスを大発揮してる様子は、東京なんかで目にするイルミネーションとはまた違った味があります。

年末につき在庫食料を小掃除

こないだホットチョコレートの写真を撮るためだけに、マシュマロ一袋を購入した。10粒をホットチョコレートに浮かべたら、残りのマシュマロはお役ごめん。はてどうしたものか。

子供のころ、母のお菓子本に載っていたマシュマロを手作りしてみたことを思い出した。タッパーか何かにコーンスターチを敷きつめて、スプーンの背で丸くくぼみを作って、ゼラチンと卵白と砂糖で作ったマシュマロ液を慎重に丁寧にその穴に落としこんでいく。固まったマシュマロのふわふわの食感と表面のすべすべした感触がうれしくて、お菓子本の写真にあった薄いピンク色や緑色はついていなかったけど、手作りできたことに感激したっけ。

近頃では「ギモーヴ」とフランス語で呼ばれて脚光を浴びているらしいね。ライムとか塩キャラメルとかいろんなフレーバーがあるようで楽しめそう。いずれにせよ、私の手元に残っているのはアメリカから輸入された、バニラの香りプンプンの甘~いチビマシュマロ。

近頃、冷蔵庫に長いこと眠っている玄米フレークなどを使って健康シリアルバーを作りたいなと思っていたので、ちょうどいいからマシュマロバージョンで試してみた。


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【今回の具】
玄米フレーク、スライスアーモンド、粗刻みのアーモンド、パンプキンシード、ココナツフレーク、オレンジフレーバーのドライクランベリー。好みの具を全部で2カップ分くらい。

【作り方】
1.マシュマロ約2カップとライスドリーム大さじ1を小鍋に入れて、弱火で溶かす。
2.マシュマロの溶けた鍋に具を投入。手早く混ぜる。
3.オーブンシートなどをひいた上に広げて、粗熱をとってから冷蔵庫で1時間しっかりと固めてから切り分ける。

サクサク感とねばっこい食感にオレンジ風味とクランベリーの酸味がきいていて、かなり甘いものの、残り物利用のわりにはおよろしいお味で。オレンジフレーバークランベリーはアメリカのトレイダージョーで買ったもの。かわりにレーズンと、オレンジピールかレモンやオレンジの皮のすりおろしなんかでもいけそう。

どうとらえていいものか・・・

昨日の夕方、家に一人でいるとチャイムがなった。いつもの通り「ナ~ウェイ(どちらさま)?」とたずねると返事なし。何度か声掛けしても答えないので、のぞき穴から見てみると人の気配。まだそこにいるってことは用があるってこと?しかも背がむちゃくちゃ小さいっぽい。(いざとなれば勝てるっ)と思ってドアを開けてみると、小さな姉妹が二人で立っていた。

以下、英語でやり取り。
「こんにちは。何かご用?」とたずねると、
「今日はハロウィンだからお金か何かください」と言ってきた。
ハロウィンてもう過ぎたよね、と思いつつ「どこの国からきたの?」と聞くと、
「パキスタン。パキスタンでは今日はハロウィンみたいな日なの」と言う。

そういえば、美国メリーランドのイスラエル人のお宅訪問を9月下旬にしたとき、「今日はユダヤ人の大晦日よ」といっていた。私の知らない祝日もたくさんあるのね、とパキスタン人姉妹を見ながら納得し、
「卵食べれる?」とさっき焼いたブラウニーをあげるつもりで確かめてみた。
「卵・・・?!」お姉ちゃんがけげんそうな声を出す。
「ハロウィンならお菓子でしょ?ブラウニーがあるの」と言いかけたら、
「No、お金か何かください」とはっきり言うから、バックに大人がいる新手のサギかなんかかという疑いがもたげてきた。

そういえば春節にお金を包む赤い封筒がどっかにあったなと思い出し、
「ちょっと待ってて。」というやいなや、
「中に入っていい?ネコと遊びたい!」とするするっと土足で入り込んできた。
封筒探しは時間がかかりそうだし、お金をあげるのはなんかいやだなぁ、そうだ、物置に日本を代表するプレゼントがあったぞ、と思い出した。

リビングのデスク(椅子じゃなく)の上にちゃっかり座っていた姉妹に、キティちゃんの定規やセロテープ、ノートや袋のセットを渡すと
「ありがとー。」と品定めの目つきでもまんざらでもなさそう。
「このシール、もう一枚ある?」「ダンボールの中身を見せて」と
廊下の端に置いたプレゼントのストックを物色し始めようとしたので、あわてて
「これは友達に上げるためにとってあるの。今日は特別にこれをあなたたちに選んであげたのよ。」といってなだめすかす。

最後に二人の名前を聞いて、こちらも教えて「またね」と出て行ってもらった。

まもなくチャイムが鳴ってまた二人が立っている。妹の手にはうちの廊下に転がっていた熊のぬいぐるみが・・・。
「これ、返しにきた」お姉ちゃんが熊を妹の手から取って私に返す。
「・・・。これはうちの猫たちが遊ぶものなの。よだれだらけなの。」

これから音楽会に出かけようと準備をしていたら、またしてもチャイムが。
姉妹が「ネコと遊んでいい?」
私「これから出かけなくちゃいけないから、また今度ね」
姉妹「かまわないわ。私たち、あなたの家でネコと遊んでいるから」
私「そ、それは・・・。やっぱりまた今度ね」
姉妹「じゃあ、猫たちを私たちの家に連れて行くから、あなたも出かけて大丈夫よ」
私「猫は外に出さないことにしてるの。今度私が家にいるときにいらっしゃいね、お願い。」

私が住んでいる棟の出入口付近では、パキスタンの人たちが民族衣装を着て裸足でいるのを見かける。女性の衣装がきれい、そして子だくさん、というのが受ける印象。しかし、知らない人の家のチャイムを鳴らして自分と違う文化の人に「お祭りだからお金ください」といえる純粋さというのに戸惑っている私。休日で無人の隣りのオフィスのチャイムも鳴らしまくっていたなぁ。うちの中はごちゃごちゃと物が散らばっていて、何かなくなってもすぐにはわからない状態だし。日本でも物騒な昨今、家の鍵は在宅中でも閉めないと不安だった。

でも一方で、戦後だかのやっぱり物騒だったかもしれない時代にあったエピソードで、家のチャイムが鳴って目の前に立っていた小汚いボロを着たひげ面の男性に、その家のおばさんがきちんとしたご飯を食べさせ、旦那さんの衣服をその男性に着させ、お金を持たせたっていうのが思い出されてね。そんな状況でも、人を疑わずに尊い行いができる人っているんだよね。

物は無限だっていう考えもよく言われるじゃない?おれが取るか、お前が取るか、という考えじゃなくて、あなたにも私にも十分いきわたるほどあるんだ、という考え方。先に取られちゃうじゃないかとか、なくす不安とかは実は不必要なんだって。

美味しいものとか便利なものとかを誰とでもシェアしたいなという気持ちは私にもあるけど。依存心とか期待の態度を植えつける関係もこれまで見てきたし。
はぁ。果たしてこの姉妹と自分に内在する課題とどう付き合っていけばよいものか・・・。とりあえず、家に私やらが2人以上いるときになら、姉妹が靴脱いでネコと遊んでもいいよってことにしようかな。
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