ハワイ島、マウイ島、オアフ島で私のおなかにおさまった美食?の数々をご覧に入れませう。ベジチョイスだけど、ヘルヒーではないのが日常の反動かと見受けられ。



<1>ロコモコ

コナから車で行ったヒロはハワイ・ローカルフード『ロコモコ』発祥の地。食わずにいらでか。トウフ・ロコモコと書いてあったからてっきり。甘辛く煮付けられたタケノコとダシ汁を吸った豆腐がうまい。全体に混ぜ込んである鶏ひき肉を取り除くのは一苦労じゃった。

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<2>ベジ・バーガー ~1~

入りばな「Dennysへようこそ!」と聞こえたのは空耳か。日本ではめったに入ることはないデニーズ、本場アメリカとくれば体験したいではないですか。てんこ盛りのフライドポテトにめをぱちくりさせる私に、アメリカ育ちのSちゃんが「ハワイはハワイサイズだということを忘れないで。メインランドより値段が高くて量が少ないんだから」と教えてくれた。はっ、ここはアメリカであってアメリカでないの…?!

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<3>ベジ・バーガー ~2~

ホノルル空港で乗り継ぎ時間にバーガーキングにて。さすがアメリカ、ベジの需要があるのか、北京空港にできたバーガーキングではお目にかかれないベジバーガーが普通にセットで買える。人様にとっての普通があたしにはうれしい。

こういうのを食べるたびに思うんだけど、ベジパテの材料ってきっと大豆や小麦の蛋白がメイン。大豆だとすれば、油を絞った後の大豆かすを使うってこと?だとすれば廃棄物利用になって、エコっちゅう話。それとも家畜のえさの横取りをしてることになるのか? 解けない疑問の答え、だれか教えてください。

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<4>コストコで3点盛り

子供のころ、業務用チックな大袋にひかれていた。乾燥豆とかクラッカー、チーズ、何でも大量に売っているのにわくわくしてた。そんな私はハワイ島のコストコに行っても大喜び。ナッツにコーヒー豆、マッシュルームにチョコバーと、たくさんカートに詰め込んで買い込んだ。これ、私に言わせればぜんぶ「必要なもの」。無駄づかいじゃないもん。ほかの人がなんて言おうとね。

買い物が済んだ後は、Sちゃんお勧めの熱々ピザを。チーズピザと、ベリースムージー、シナモンチュロスを選んだ。いやぁ、焼きたてのピザをほおばって、キンキンに冷たいシェイクを流し込む、普段ありえない組み合わせに自分の中の悪ガキが喜んでるよ。もう一度食べたいな。

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<5>メキシカン

意外にメキシカンがベジにとっての楽園だったりする。ベジ・タコスを選べば、ライスにビーンズ、レタスにサルサ、チーズ、チップスが入ってボリューム満点、カロリーたっぷり、安くて腹持ちがいい。庶民の味方ね。

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食べたことなくて写真がなかったエンチラーダを「チーズで」と注文したら、チーズを巻いたソフトタコスにとろけたチーズがかけてあったチーズ・オン・チーズはとってもきつくて脂汗が出たなり。普通は肉を巻いて、チーズをかけてあるらしいね。

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<6> オアフの中華料理屋

いやぁ、お勧めしませんこの店は。オアフ目抜き通りに面して地下一階にある台湾人オーナー、中国人スタッフのこの店は、味、サービス、雰囲気、料金、ワーストワン。あまりのヒドさに狂笑してしまった。日本語フリーペーパーの広告を鵜呑みにしてほいほい行ってしまった自分を反省し、勉強させてもらいました。写真は、お約束の麻婆豆腐肉抜き。

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<7> たまには1

ホノルルのアラモアナセンター隣接ニーマン・マーカスに入っている「マリポサ(Mariposa)」レストラン。オーシャン・ビューよ、これは実にいい眺め。テラス席は予約したほうが無難。お料理、サービス、ランチ価格、文句なし。


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<8> たまには2

ビーチサイドのモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート内のビーチハウス・アット・ザ・モアナにて晩めし。予約なしで行ったら屋内に通された。窓の外のお庭では夕日をバックにウェディング・パーティーが。もうひとつのお庭ではフラとバンドで盛り上がっていた。四方のテーブルが日本人客でわらわらと埋まっていき、やたらと日本人率の高いレストランだった。

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<9> タイ料理

どうしてもグリーンカレーが食べたくなって、マウイ・キヘイで見つけたタイフード屋へ。めずらしくベジ版春巻きを見つけたのですかさず注文。めずらし2でしばらく食べていなかった玄米をオーダーしたらぽそぽそで寂しくなった。全体的に美味しくいただけて満足。

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<10> ベトナミーズ

甲殻類にアレルギーを持つ自分は、アジアンフードは注意しなくちゃいけない部類。タイやベトナム、韓国の料理は特におきあみベースの調味料でうまみを出すことが多いから。毎日のチーズ攻めで疲れ気味の胃袋を抱えて入ったベトナム料理屋でさっぱり野菜ヌードルを注文。香菜と生もやしが「酵素食べてます」って感じで身体が喜ぶ。そして喉と耳の奥がかゆくなってきて気分が悪くなる。しかしできることは、ダイエットコークをがぶ飲みし、意識を違うほうへ持っていくようにして、時間が過ぎて症状がおさまるのを待つことだけ。食べてみないとアレルゲンが入っているかわからないことってあるよねぇ。

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<11> コリアン

外国に長く滞在するとき、日本料理屋でなくても、韓国の野菜を使った料理が食べられれば、それだけでほっと一息つけると思う。それもナムルや味噌スープとかの超シンプル料理にご飯があればもう十分。ハワイ滞在中も何度か助けてもらいました。好きな惣菜を何種類かチョイスしてご飯をセットするとか、アレンジがきくのがうれしい。

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<12> 存在の耐えられない甘さ

ファストフードの故郷・アメリカに来て食べない手はないでしょ。クリスピー・クリームの作業現場見学ももちろん敢行。チョコドーナツを平らげてべとべとになった手と口をガラス窓にへばりつけて、店内工場で揚げられ、コーティングされていくドーナツたちをしかと見ましたよ。スタッフがみんな太っちょだったのは、ミスドでバイトするとデブるらしいというのと同じ理屈ですか。

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↑シナボン、日本人にはまだ人気があるようですね。記憶の美化なのか、アフタヌーンティーバイト時代に食べていたシナボンのほうがクリチがきいて、生地もしっとりと、格段にうまかった気がする。

↑マックのこれ、相当甘いっす。レンジでチンして提供される。クリームチーズシナモンダレがどろっとして砂糖ギンギン。

↓甘いといえば、チーズケーキ・ファクトリーのこれも血糖値爆昇もんでした。りんごとくるみとチーズケーキの合体。「一番甘くないのちょうだい」って言ったんだけど、きっとそんなの存在しないんだろうね。ごめんよ、野暮なこと尋ねて。バツゲームみたいなケーキだった。

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