「7月5日午後4時のランチ」
5日午後は、IKEAに行ってきました。四元橋に移転してから初めて行きます。韓国人の街と呼ばれる望京に大規模に建て、すぐ近くには中央美術学院や大山子芸術区もあって、シンプルでベーシックなデザインを求める人達がたくさんいるエリアですから、うまいこと考えたもんです。駐車場は以前より比べ物にならないくらい広くなって、平日の午後というためもあってか、すんなり入れました。店内のお客さんも少なめで、以前の押し合い圧し合いみたいな状況がうそのように、スムーズに品選びできました。
セルフ式カフェのメニューは移転前とさほど変化ないようです。お客さんがトレーを持ってラインに沿って歩きながら、ショーケース内の商品を取るか、向かい側の店員に言って、ご飯にチキンカレーをかけてもらったり、茹でてあるパスタにミートソースをかけてもらったりします。
2面ともガラス張りで中庭の緑が見えて気持ちいい。サラダ10元とお代り自由のコーヒー6元、白ごまパン2元で簡単ランチです。サラダはレタス、エンダイブ、ピクルス、オリーブ、パプリカ、ミニトマト、カッテージチーズにドレッシングです。乾燥したスカスカパンのお腹を切って、サラダを挟んで食べました。コーヒーマシンが何台も設置してあって、その都度お客がボタンを押して、淹れたて泡立ちコーヒーを飲めます。
窓の向こうの風景をパチリ。
北京の空がいかに霞んでいるかお分かりですか。また、ニョキニョキと大型マンション群が建てられています。視線を写真中央ほどに移すと、バラック小屋があるのが見えますか。一瞬「サーカス小屋か?!」と思いましたが、一組の男女が見えました。そこに住んでいるのはどうやら芸人ではなく、おそらく地方から出てきたであろう人です。高級マンション群を望むスウェーデン系家具ショップの中庭に見えた、現代北京を象徴する風景です。